はじめに
ギャンブルをしていた頃、僕の頭の中は常にお金のことでいっぱいでした。勝てば「もっと勝ちたい」、負ければ「取り返さなきゃ」と考え、心が休まる時間なんて一瞬もなかったと思います。財布の中身や口座残高を見るたびに落ち込んで、自己嫌悪のループにハマる。そんな毎日が続いていました。
でも、ギャンブルをやめてから少しずつ心に変化が生まれました。ある日ふと、「あれ?なんだか気持ちが楽になっている」と気づいたんです。今日は、ギャンブルをやめて心が軽くなった瞬間について、僕自身の体験をお話しします。
ギャンブル中は常に心がざわついていた
ギャンブルをしていた頃の僕は、常に落ち着きがありませんでした。
台に座っているときは「次は勝てるか」「もう少し粘れば出るはず」と心臓がバクバク。冷静に考えればただの運なのに、自分を納得させようとして余計に不安が募っていました。
勝ったとしても「もっと勝てたんじゃないか」と後悔し、負けたときは「なんであんなに突っ込んだんだ」と自分を責める。どちらに転んでも心は晴れない。ギャンブルをしていた時期は、常に心がざわざわして、平穏とはほど遠い毎日だったんです。
財布や口座の残高を確認するのも怖くて、まともにお金の管理ができていませんでした。振り返ると、あの頃は「お金」ではなく「心」を失っていたのかもしれません。
やめてから得られた精神的な安定
そんな僕も、思い切ってギャンブルをやめてから生活がガラッと変わりました。
まず、お金に対する安心感が生まれました。給料日を迎えても、翌週には財布が空っぽ…なんてことがなくなったんです。毎月3万円を別口座に移す習慣を始めてからは、「少しずつでも確実に貯まっている」という安心感が心を支えてくれるようになりました。
また、無駄に自分を責めたり後悔したりすることがなくなりました。ギャンブルをしていた頃は「今日負けたから明日取り返そう」と、常に不安と焦りの感情に支配されていました。でも、今はそんな感情から解放され、落ち着いて物事を考えられるようになったんです。
「お金が残っている」という事実は、想像以上に精神的な安定を与えてくれるものだと実感しました。
自分を大事にできるようになった日常の変化
心に余裕ができると、自然と自分の時間や健康を大切にできるようになりました。
たとえば、最近は鶏むね肉を使った料理を作るのにハマっています。以前なら外食やコンビニで済ませていた食事を、自分で作るようになっただけで食費が減り、栄養も取れて、体の調子も良くなりました。ギャンブルをしていた頃には考えられなかった「自分をいたわる習慣」ができたんです。
また、趣味や運動にも時間を使えるようになりました。筋トレや読書など、「自分の成長につながること」にお金と時間を回せるのは大きな変化です。
さらに、人間関係にも良い影響が出ています。ギャンブルで負けたときはイライラして人に当たってしまったこともありましたが、今は気持ちが安定しているので、周囲と穏やかに接することができます。
まとめ
ギャンブルをやめることは、「お金を守る」だけではなく「心を守る」ことにもつながります。僕自身、ギャンブルをしていた頃は常に不安と焦りに支配されていましたが、やめてからは驚くほど心が軽くなりました。
- 財布を見て落ち込むことがなくなった
- お金が残っている安心感がある
- 趣味や健康に時間を使えるようになった
- 人間関係にも余裕が生まれた
ギャンブルに悩んでいる人に伝えたいのは、「やめることで得られるのはお金だけじゃない」ということです。心の平穏は何にも代えがたい価値があります。小さな一歩かもしれませんが、やめる勇気を持つことで、人生は大きく変わっていきます。
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